本文に進む
ES・書類

自己PRで他人の評価を使う方法|友人や先生の言葉に具体例を添える

友人や相談員と自分の経験を振り返る学生
AI生成のイメージ画像

「友人に『頼りになる』と言われます」という一文だけでは、読む側に強みが伝わりにくいです。他人の評価は、自分が気づいていなかった強みに気づくヒントになりますが、それを自己PRで活かすには、評価された場面と自分がとった行動を一緒に示す必要があります。

この記事の目次
  1. 01他人の言葉だけでは根拠にならない理由
  2. 02他人の評価を根拠に変える3つの要素
  3. 03書き直しの例:褒め言葉から根拠つきの自己PRへ
  4. 04評価された場面を掘り起こす手順
  5. 05よくある書き方のつまずきと直し方
  6. 06独自の練習問題:自分の評価を根拠に変える
  7. 07自己PRを見直すときの次の一歩

他人の言葉だけでは根拠にならない理由

「〇〇さんに気配り上手と言われました」という書き方は、一見説得力があるように感じます。しかし、その言葉が生まれた場面が示されていなければ、読む側はその評価の根拠を確認できません。

他人の評価はあくまでも結論です。自己PRに求められているのは、その結論が生まれた場面、つまり自分がどんな状況でどう行動したかという情報です。褒め言葉を出発点にして、場面と行動を補う形に組み立てることで、はじめて説得力のある根拠として機能します。

他人の評価を根拠に変える3つの要素

他人の評価を自己PRに組み込むときは、次の3つを揃えることを一つの目安にしてみてください。

  • 評価の言葉:誰に、どんな言葉で評価されたか
  • 場面:その評価が生まれた具体的な状況
  • 自分の行動:その場面でどう動いたか、何を考えたか

この3つが揃うと、「他人がそう言うのも自然だ」と読む側が納得できる流れになります。評価の言葉は証言として添える程度で十分で、軸は場面と行動に置きます。

書き直しの例:褒め言葉から根拠つきの自己PRへ

実際に書き直すとどう変わるか、架空の例で確認してみましょう。

【架空の例・修正前】 ゼミの教授から「報告がわかりやすい」と言われたことがあります。私は伝わりやすい人間だと思っています。 【架空の例・修正後】 私の強みは、相手の理解に合わせて情報を整理する力です。ゼミの発表準備では、専門知識のない参加者も複数いることを事前に確認し、グラフと箇条書きを組み合わせた資料を作成しました。発表後に教授から「内容の見通しがよかった」と言っていただいた際、準備段階で伝える相手を意識したことが結果に出たと感じました。この経験から、情報を整理する際は受け手の前提知識を確認することを習慣にしています。

修正後は「内容の見通しがよかった」という評価が、どんな行動から生まれたかを示しています。評価の言葉は、行動の結果として後から登場させると、全体の流れが自然になります。

評価された場面を掘り起こす手順

「そう言われたことはあるけれど、どの場面かよく覚えていない」という場合は、次の手順で思い出してみてください。これは一つの進め方の提案です。

  • 言葉を受け取ったのはいつ頃か、どんな文脈だったかをざっくり思い出す
  • その時期に取り組んでいたこと(授業・アルバイト・活動など)を書き出す
  • その中で、相手が評価した言葉に関係しそうな行動を探す
  • 見つかった行動を「状況→自分がとった選択や工夫→結果」の順に並べる

場面が複数思い当たる場合は、自分が意識的に選択や工夫をした場面を優先するのが一つの目安です。偶然うまくいった場面より、意図のある行動の場面の方が、再現性を示しやすくなります。

よくある書き方のつまずきと直し方

他人の評価を使うときに起きやすいつまずきを2つ確認しておきましょう。

独自の練習問題:自分の評価を根拠に変える

以下の練習問題を試してみてください。

【独自の練習問題】 次の情報をもとに、自己PRの一節(150字前後)を書いてみましょう。 ・友人から「話を最後まで聞いてくれる」と言われたことがある ・その言葉を言われたのは、サークルで意見が対立したときだった ・そのとき自分は、反論せずに相手の言いたいことをメモしながら聞いた 【解答例(架空の例)】 私の強みは、相手の話を最後まで受け止める姿勢です。サークルで方針をめぐって意見が対立した際、私はすぐに反論せず、相手の発言をメモしながら聞くことを意識しました。話し終えたあとに相手から「ちゃんと聞いてもらえた」と言ってもらい、その後の話し合いが落ち着いた方向に進みました。この経験から、急いで結論を出さず話を受け止める場を作ることを心がけています。 (構成の例。指定字数に調整して使用してください)

練習のポイントは、「言われた言葉→言われた状況→そのときの自分の行動」の順に素材を整理してから書き始めることです。書いた後は、行動の説明なしに評価の言葉だけで文が成立していないか確認してみてください。

自己PRを見直すときの次の一歩

すでに書いた自己PRがある場合は、他人の言葉を引用している部分を探し、「その評価が生まれた場面と行動が書かれているか」を確認してみてください。

まだ書いていない場合は、これまで誰かに言われて印象に残っている言葉を1〜2個書き出すところから始めるのが一つの方法です。その言葉が生まれた場面を思い出し、自分がとった行動を具体的に並べていくと、自己PRの素材が整理されていきます。他人の評価は強みに気づく入り口として使い、伝える中心は自分の行動に置くことを意識してみてください。

Claude Sonnetを用いて本文を作成し、AIによる校正と編集確認を行っています。文例・練習問題は解説用に作成したものです。

記事一覧に戻る