履歴書の学歴欄の書き方:入学・卒業・浪人の正しい表記方法

学歴欄は「古い順に書く」「入学と卒業をセットで書く」の2点が基本です。年号の計算ミスや学校名の略称使用が多いミスなので、記入前に卒業証書や学生証で年度を確認しておくと安心です。このページでは基本の書き方から浪人・留年・編入のケースまで順番に整理します。
この記事の目次
学歴欄の3つの基本ルール
学歴欄を書くうえで押さえておきたいルールは次の3つです。
- 時系列順(古い→新しい)に記載する
- 入学と卒業は別行に書く
- 学校名・学部名・学科名は正式名称で書く
「高校」は正式には「高等学校」です。「○○高校」と略さず「○○高等学校」と書きます。同様に、大学名も正式名称を確認してから記入してください。学部・学科名も在学中の学生証や大学の公式サイトで正式表記を調べておくと安心です。
入学・卒業の年度をどう確認するか
学歴欄には西暦と和暦のどちらを使っても構いませんが、1枚の履歴書の中で統一することが大切です。西暦に統一する場合は全欄を西暦で、和暦に統一する場合は全欄を和暦で記入します。
年度の計算ミスは思いのほか起こりやすいミスです。特に浪人・留年・休学を経験している場合は「卒業した年」が一般的な計算とずれるため、手元にある卒業証書や学生証で実際の年度を確認してから書くことをお勧めします。
基本の記入例:高校・大学の場合
以下は現役進学・4年制大学を卒業(見込み)の場合の記入例です。
架空の例 2020年 4月 ○○県立△△高等学校 入学 2023年 3月 ○○県立△△高等学校 卒業 2023年 4月 □□大学 ××学部 ○○学科 入学 2027年 3月 □□大学 ××学部 ○○学科 卒業見込み
在学中の場合は「卒業」ではなく「卒業見込み」と書きます。既卒で実際に卒業している場合は「卒業」と記載してください。学部・学科名は正式名称で書き、省略しないようにします。
浪人・留年・編入:迷いやすいケースの書き方
標準的なルートを外れたケースでも、事実のまま書くのが基本です。空白期間を隠すような書き方は、後で確認されたときに印象が悪くなる可能性があります。
- 浪人した場合:高校卒業年と大学入学年の間に空白が生まれますが、それは事実なのでそのまま書きます。理由を学歴欄に書く必要はありません。
- 留年した場合:卒業年が標準より遅れても、実際に卒業した(または卒業見込みの)年月を書きます。
- 編入した場合:編入前の学校の「退学」または「編入」と、編入先の「入学」の両方を書きます。退学を意図的に省くと経歴の抜けに見えるため、正確に記入することをお勧めします。
- 中途退学した場合:「退学」と書き、その理由は書かなくて構いません。ただし面接で聞かれる可能性はあります。
浪人・留年がある場合、年度の計算が実際の経歴と合っていないと「記載ミス」と見られる可能性があります。提出前に高校卒業→大学入学の年度の流れを改めて確認してください。
よくある記載ミスとその直し方
学歴欄に多いミスをまとめました。提出前のセルフチェックに使ってください。
- 学校名を略称で書いている→正式名称に直す(「高校」→「高等学校」など)
- 入学だけ書いて卒業を書いていない→入学・卒業を必ずセットで書く
- 西暦と和暦が混在している→欄全体で統一する
- 「卒業予定」と書いている→「卒業見込み」が一般的な表記
- 学部・学科名を省略している→正式な学部名・学科名をフルで書く
記入前にやっておくと安心な確認ステップ
学歴欄の記入を始める前に、次の手順で準備しておくと書き直しのリスクを減らせます。
- 高校・大学の入学年月と卒業年月を卒業証書や学生証で確認する
- 大学の正式な学部名・学科名を大学の公式ページまたは学生証で確認する
- 西暦・和暦どちらで書くか決め、履歴書全体で統一する
- 浪人・留年・編入がある場合は、それを踏まえた実際の年度で各行を埋める
年度の確認さえ済んでいれば、学歴欄は比較的書きやすい欄です。記入例を手元に置きながら、落ち着いて一行ずつ確認していきましょう。
Claude Sonnetを用いて本文を作成し、AIによる校正と編集確認を行っています。文例・練習問題は解説用に作成したものです。


